青嶺閣物語④
江戸末期といえば明治維新からの鎖国制度の廃止など、日本という国が著しく変貌を遂げ始めたころです。そんな中、丹野七兵衛は青根温泉地をどのようにしたかったのか。想像も含めて考えていきたいと思います。
「丹野七三郎」名号館当主屋号です。現、丹野善一郎氏は5代目当主であります。
そんな中、貴重な写真が見つかりました。それは青嶺閣内部の写真です。

真ん中にある床柱、それに向かって右側が床の間となっております。これは紛れもなく「茶室」。しかもこれほどまでにと手が施されている、一般の方々をお迎えするにはあまりにも豪華な茶室ですね。
ん。。どこかで見たことが!

大正時代に建築された通称「大正館」の二階にある「茶室」です。
床柱の模様まで限りなく「生き写し」された「青嶺閣の茶室」です;^^