青嶺閣物語⑤
先日、私にとって悲願であった、青嶺閣29代目当主である丹野正次氏と女将の睦子さんにお会いすることが出来ました。ご縁あってと言いながらも、ご挨拶もなしに踏み込んできたイメージのままおおよそ半年間もの時間が過ぎていたからです。
そこでは、いろいろなお話をお聞きすることが出来ました。
明治維新以降、丹野七兵衛が勢力のすべてをかけて建立した名号館。鎌倉の世から守り抜いてきた「丹野村」、室町時代から枯れることなく人々を癒し続けてきた青根温泉。その名号館を移設までして残してきた「青嶺閣」。(現、大正館)
なんか体中の震えが止まりません。